野村雅夫 フィルム探偵捜査手帳

トラッシュへの憐憫 ~苦役列車~

河原尚子 「茶」が在る景色

もてなす景色

小林哲朗 モトクラ!ディスカバリー

とある廃村

ミホシ 空間と耽美

小宇宙とあまい石段

インタビュー studio velocity(栗原健太郎さん+岩月美穂さん)

(聞き手・進行 牧尾晴喜)

ニークな発想と美しい表現を両立する建築で大きな注目を集める若手建築家ユニット、studio velocity(栗原健太郎さん+岩月美穂さん)。お二人に、最近竣工した建物や建築に対する姿勢についてうかがった。

-------いつも、ユニークな発想と美しい表現を両立している作品が印象的です。たとえば最近竣工した住宅では、『空の見える下階と街のような上階』と、上下のイメージが一般的なものと逆転しています。どのようにして、このデザインにつながりましたか?
栗原:ものごとの成り立ちで重要なのは、異なる価値観の強度とその混ざり方のバランスで、共振するポイントを探ることが、つくるという作業なのではないかと感じているんです。
 この建築の場合はそれが「地面を感じること」と「空が見えること」という2つの要素でした。ふつう、2階建ての1階では真上に空は見えませんし、2階では地面を感じられません。ですが、それらを両立することで今まで以上に快適な積層空間ができるのではないかと考えました。
 一般的には、物事を進めるときには一つの価値観や方針に向かって整理していきますが、そうすると経験による思考の自動化が働きやすくなって、新しい可能性は生まれにくい気がします。ですから空間や環境をつくるときはいつも、両立が難しいと思われる、それぞれに魅力的な価値観を同時に達成しようとしています。そうすることで、つくり手にもストレスがかかる状況をあえて生み出すことになりますが、多様な価値観の間を行ったり来たりして、異なる価値観が相乗効果をもつ瞬間を探していくんです。そうやって思考を前進させようとしています。

------曲線があり、また、上下階の両方で地上と空を感じられる住宅です。生活も、なにか新しいものになりそうですね。
岩月:2階は「街」のようにボックスが建ち並んでいます。男の子と女の子が、ボックスの周りを市街地を巡るようにぐるぐるとおもちゃのカートで乗り回しているので、今では2階は「モナコグランプリ」と呼ばれています(笑)。
 この2階では、天井は吹抜けで高くしながら最高点を視認しにくいような白い円錐型にしています。また、天窓を3ヶ所にとって自然光をとりいれて、上方への広がりを出しました。また、一つ一つのボックスがそれぞれの個室へ繋がっているので、ボックスは家族個人個人の「家」のような存在になり、ボックスのアーチ型の扉はそれぞれの玄関のような雰囲気になっています。

------たとえば以前に竣工している美容室『曲線の小さなワンルーム』(2010年)だと、住宅とちがって、美容室のお客さんなど、施主さん以外のおおくの人たちが建物を使うことになります。設計される際の工夫などもずいぶんと変わりそうですが、いかがでしょうか?
岩月:設計を考えていく出発点としては、住宅が基本としてあります。人が暮らすうえで最低限のスケール感を把握することができるからです。
 以前から公共施設で疑問に思うことがあります。あらためて考えてみると、公共施設は住宅とは違い多くのひとたちが使用するということから施設が巨大になってしまい、大きな視点だけはあるのですが、小さい視点が感じられないということです。美容室や、最近設計中の愛知産業大学の言語・情報共育センターも、1時間や2時間は過ごす場所となりますが、住宅で過ごすときのようなスケール感をできるだけ残していきたいと考えています。
 一人でもたくさんの人達と一緒でも、長くそこに留まりたくなるような空間を目指しています。

------デザインの新しい発想は、建築や身の回りのものごと以外から得られることもありますか?
岩月:私は休みの日は、5歳の子供と一緒に川や海に出かけます。男の子なので虫や魚を捕まえて観察するのがとても好きみたいです。原っぱに行くと子供は元気よく走り回ったり、かと思うとバッタを捕まえるのに夢中になっていたり、少しいくと森があって木の枝で居場所をつくったり、たくさんの発見があります。
 広く大きな空間で走り回り、小さな生物たちと出会う。そんないくつもの可能性のある建築ができたらいいなと考えています。
栗原:ぼくの場合は、他分野で起こっていることを目にしたときに、たまたま自分の仕事でいま考えていたことと共鳴して深く心に残ることが多いです。環境系アーティストの方の仕事であったり、サッカーなどスポーツの試合で組織的にスペースを動かすことであったり、理系ということもあって光や物理現象に関することを見てしまいますね。

------国内メディアだけでなく、海外メディアでの露出も多いですね。同じ建築作品であっても、海外向けでのコンセプトの伝え方など、気をつけておられること、工夫しておられることは?
栗原:国内と海外メディアで伝え方を変えるといったことは特にありませんが、写真を必ず自分で撮るようにしています。写真の専門的な勉強はしたことが無いので、技術的なよい写真の撮り方がわからないのですが、たくさん撮れば中にはきれいな写真があります(笑)。視点や構図をとても重要に考えていて、その視点にカメラをどのように持っていけるのかを考えています。
岩月:そうですね、『montblanc house』や『曲線の小さなワンルーム』の外観の写真は2人で近所の方にお願いして、屋根に登らせていただいて写真をとりました。

------近所の住宅から写真を撮影させてもらうというのは、大変そうですね。
栗原:事情を説明して、運よく「いいよ、撮っていけば」と言ってもらえることもあります。もちろん、断られることもありますが、建築家にはコミュニケーション能力が重要だとおもいますし、積極的にチャレンジしています(笑)。

------2012年8月27日から、ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で『TRACES OF CENTURIES & FUTURE STEPS』展にも出展予定ですね。今年は世界的な建築家のデヴィット・チッパーフィールド氏が総合ディレクターです。見どころは?
岩月:今年度のヴェネツィア・ビエンナーレ建築展の公式プログラムの1つに出展が決まりました。5大陸、26カ国、56人の建築家が出展しますが、あらゆる世代の世界の建築家が集まって世紀の痕跡をたどり、未来につなげていくというコンセプトになっています。
栗原:キュレーターの方と、全体のコンセプトをふまえながら何度も話しあい、スタディを繰り返した結果、いくつかのプロジェクトで、日本の密集した都市における住宅などの設計の考え方を示そうということになりました。
 プライベートな空間をつくりながらも同時に開放性や景色を求めて都市に開いていくとき、建築はどのような形状や構成をとっていけばよいかというような内容です。

------それぞれ、どのような子どもでしたか?何か建築を志すようになるキッカケなどがありましたか?
栗原:小学校や中学校のころ、美術の絵画や書道で学年代表にたまたま選ばれ、市内展に出展しました。いま思えば、それがきっかけで表現することに興味を持ったんでしょうね。理系に進んだ後、それを活かせる学科を探したところ建築に行きつきました。武蔵野美術大学と工学院大学工学部から合格をもらい、大変悩みましたが、工学部の建築学科を選択しました。
岩月:わたしはこどものころから水彩画で空を描くのが好きでした。白色を使わない、水で薄めた色の重なりの透明感が好きで、いまでも空間のイメージドローイングで水彩を使ったりしています。
 また小学校のころからバスケットボールをやっていましたが、ガードというポジションでパスをだす役目だったので、相手チームの選手もふくめ全員が28m×15mのコートのどこにいるのかを常に把握しながら、相手の裏を突くアイデアが求められていました。そのときから予想を超えていくアイデアを考えることがとても好きで、実戦でそれが実現されたときの爽快感に動かされていたのだと思います。建築でもこれまでそういう体験をたくさんしてこられましたし、これからもできればいいなと思っています。
 じつは大学からバスケット推薦のお話もいただいたのですが、そのとき初めてスポーツか建築のどちらを優先すればいいのかという問題になり、迷った末に、理系だったことと生涯にわたって成長していけるだろうという理由から、最終的には建築を選びました。

------それぞれ、建築以外の道との迷いもあったかとおもいますが、建築に縁があったんですね。
栗原:そうですね、何の仕事でもそうだと思うんですが、どういうことが面白いかと考えれば、人間が何かを考えて、生活のなかで何かを感じ、感動する、といったことですよね。それはスポーツでも音楽でも同じじゃないかなという気がします。ぼくたちの場合は、それがたまたま建築という世界を出発点として、何ができるのかを考えているのです。

------お二人が拠点とされている東海エリアと関西は比較的近いですが、もしあれば関西で好きな場所などを教えてください。
栗原:毎年ではないのですが梅田や難波、また、巡回展や建築見学などで他のエリアなど、関西は何回か訪れています。道頓堀の今はなきKPOキリンプラザ大阪に何年か前キリンアートプロジェクトを見に行ったこともありました。一番記憶に残っている建物は司馬遼太郎記念館です。安藤さんの設計もさることながら司馬遼太郎ファンなので大変感動しました。
岩月:私も司馬遼太郎記念館には感銘を受けました。大阪は大都市にも関わらず観光できる場所もしっかりとあって、とてもにぎやかな街なので大好きです。

------今後のビジョンや直近のイベントなどを教えてください。
栗原:空間を構想する方法は、自分がその空間を体験する側に立ってイメージすることしかないと思っています。だからこそ、できるだけ自分以外のひととも共有できる客観的な感覚を持っていたいですね。それは、三重大学でさせてもらったレクチャーのタイトルでもあるんですが、「ぼくたちのリアルはどこにあるのか?」ということだと思います。創作活動は自分の世界だけでは成立しえない、他者との関わりがあってはじめて成り立っていくものなので、そのような「いま多くの人と共有できる(と信じられる)もの」は何なのかを考えることはとても重要ですよね。お客さんの意見はもちろんですが、事務所内でもスタッフ全員の感覚や意見も確かめながらそれをさらに分析して進めています。
岩月:「植物の生態系が環境によってかたちを変えるように建築をつくる」展をはじめ、7月末から8月上旬に開催されるレクチャーや展示会があります。みなさまお時間がございましたらぜひお立ち寄りください。



2012年7月4日 大阪にて

空の見える下階と街のような上階
北東から見る外観
 
空の見える下階と街のような上階
ダイニングから眺める
 
曲線の小さなワンルーム(美容室)
上部から建築全体を見る。
庭に面する連続した小さい窓と内部のシャンプースペース上部にあるトップライトが見える。
 
曲線の小さなワンルーム
建物奥よりエントランスを見る。
入ったときには扉サイズの空間しかないが
奥に行くにしたがってだんだんとホールのような空間になっていく。
 
montblanc house(住宅)
外観
 
montblanc house
屋上を見る。
屋根の下を歩いているといつの間にか青空の下に立っている。
 
「植物の生態系が環境によってかたちを変えるように建築をつくる」展
7/21(土)~8/5(日)
ギャラリートークは7/21(土)17:00~。ゲストに五十嵐太郎氏(東北大学教授/あいちトリエンナーレ2013芸術監督)をお迎えします。
会場:愛知淑徳大学 長久手キャンパス8号棟5階プレゼンテーションルーム
詳細は こちら
 
「JA86 Next Generation -Manifestations of Architects Under 35-新世代建築家からの提起」展
7/25(水)~8/6(月)
会場:渋谷ヒカリエ8F CUBE 1, 2ギャラリー
オープニングシンポジウムは7/25(水)18:00~。青木淳氏(建築家)と18組の建築家が参加。
詳細は こちら
 
「TRACES OF CENTURIES & FUTURE STEPS」展 (Venice Architecture Biennale 2012)
8/27(月)~11/25(日)
会場:Riva del Carbon, 4785/4793 30124 Venice, Italy
 
 
studio velocity(栗原健太郎+岩月美穂)
2006年に設立された建築家ユニット。SD review 入選(2006)、日本建築家協会(JIA)優秀建築選入選(2007)、International Architecture Awards受賞(2011)ほか、入選・受賞多数。若手建築家ユニットとして大きな注目を集めている。

栗原健太郎(くりはら けんたろう)
1977年埼玉県生まれ。石上純也建築設計事務所(2004-05)を経て、studio velocity設立。

岩月美穂(いわつき みほ)
1977年愛知県生まれ。石上純也建築設計事務所(2004-05)を経て、studio velocity設立。


トラッシュへの憐憫 ~苦役列車~

あ、私だ。78年生まれの身からすれば、正直なところ80年代リバイバルにはほとんどついていけない。地方のさらに郊外の住宅地で、ろくにテレビも見ずに育ったせいか、小学生時代と重なる今や悪名高いあの「あぶく」の喧騒も、私の鼓膜をわずかに震わせたにすぎなかった。自分だって仮にも同じ時を生きたわけじゃないかと、人並みにエイティーズとやらを後追いしてみたが、どれを取っても諭吉の顔が透けて見えるようで今ひとつ高ぶらない。誰かもっと別なアングルから見せてくれないか。紋切り型に再現されたトレンディーなパフュームでなく、すえた体臭が匂い立つような80年代はないのか。もちろん、森田芳光の作品でもいいのだが、あの頃からすれば未来人たる我々だからこそ、泥臭く回顧できまいか。
 時代遅れの私小説で、地の底から這い上がるようにして芥川賞をもぎ取った西村賢太の『苦役列車』を映画化するにあたって、かような思惑が働いたかどうかは知る由もないが、東映が山下敦弘監督に白羽の矢を立てたのは正解だったと言わざるを得ない。もはや主流のデジタル撮影ではなく、フィルムの素材感(ここでは裏寂れた三畳一間の下宿や人足がやるせなく通う港湾地帯、そしてコップ酒を傾ける居酒屋やちんけな風俗店の空気)を画面に定着させられる16ミリフィルムを選択したことひとつとっても、その証左だろう。
 『モテキ』に続くヘタレ役とは言え、生息域がまるで違い、欲望の森をターザンのようにして地に足付けず生き延びる難役を、驚異的に体現してみせた森山未來には喝采を送る他ないし、そんな主人公との目も当てられないどん底ラブシーンを長回しで体当りした、意外にも(とは失礼だろうが)山下監督を慕う前田あっちゃんや、芸達者ぶりをいかんなく発揮したマキタスポーツも忘れがたい。
 「俺たちのエイティーズ」ではなく、「俺たちが目を背けたい80年代」、もっと言えば(元毛皮のマリーズにして現ドレスコーズ志磨遼平が歌うエンディング・テーマのタイトルが示すように)、時代の「トラッシュ」がそこにはある。それは共感どころか、むしろぎりぎり憐憫を催す程度の代物。俯瞰すれば難点も無くはないが、このトラッシュをエンターテイメントにしてみせた制作陣の力量には脱帽だ。しっかり80年代が気になってきたじゃないか、バカヤロー!

(c)2012「苦役列車」製作委員会

『苦役列車』
7月14日(土)全国ロードショー

出演:森山未來、高良健吾、前田敦子、マキタスポーツ、田口トモロヲ
原作:西村賢太 脚本:いまおかしんじ 監督:山下敦弘
音楽:SHINCO(スチャダラパー)
配給:東映

野村雅夫(のむら・まさお)
ラジオDJ。翻訳家
FM802でROCK KIDS 802(毎週月曜日21-24時)を担当。知的好奇心の輪を広げる企画集団「大阪ドーナッツクラブ」代表を務め、小説や映画字幕の翻訳も手がける。

もてなす景色

者如帰 - 来るもの帰るが如く
その旅館の玄関には この言葉が掲げられていた。

柊家旅館 である。

老舗の風格という言葉に相反するようなイメージを
私はこの「帰る」に想った。
家に帰るというと 優游として落ち着いたさまを想像する。
「老舗」という言葉がもつ緊張感とはすこし違う気がしたのだ。

靴を脱いだ瞬間に目に飛び込んでくるこの言葉に
肩を「トントン」と叩かれた気がする。

じんわりと あたたかく。緊張をほぐしてくれる。
柊家に宿泊するという優位性をも包み込む言葉。
もはや戦いではない。

先月のコラムで もてなしのタイミングとズレのことを書いた。
そこに私は 「挑む」という言葉を用いた。

もしかすると「茶の湯」のもてなしは すごく特殊なものではないか。
人をもてなし また人からもてなされるときに 日常以上の緊張感がある。
対等に接して 対等に知る ある種気が抜けない時間。
その緊張感の中で 相手を敬い 相手を讃え 理解が深まり 同志になる。

なんだかここまで書いて 茶って本当に大変で 面白いものだなと
つくづく思った。

河原尚子(かわはら・しょうこ)
陶磁器デザイナー/陶板画作家
京都にて窯元「真葛焼」に生まれる。
佐賀有田での修行を経て陶板画家として活動を開始。
2009年、Springshow Co.,Ltdを設立。同年、陶磁器ブランド「sione」を発表。

とある廃村

畿地方、車1台がやっと通れる細い山道を2時間程行くと、目的地の廃村に着いた。 曇り空のためか雰囲気は暗い。聞こえる音といえばスズメバチの羽音くらいで、主に静けさが支配している。人がいなくなってからも豪雪に耐えてきたはずの民家だが、崩落箇所が多く緑に侵食され始めていた。かまどや五右衛門風呂、土間なども見受けられ昭和の田舎の雰囲気を感じさせるが、人の手が入らない今、消滅への一途をたどるのみだ。

小林哲朗(こばやし・てつろう)
写真家
廃墟、工場、地下、巨大建造物など身近に潜む異空間を主に撮影。廃墟ディスカバリー 他3 冊の写真集を出版。

小宇宙とあまい石段

うつ、ほうつと夕闇に蛍が飛ぶ。


あまい水でも近くにあるのか、それとも彼女の匂いのせいか、制服のスカートに蛍が幾度も掠れ飛ぶ。
その度に小さな宇宙が生まれては死んで行く。

鳥居の奥の石段は夕闇とあいまって黒檀の影を落としぼうっと浮かんでみえる。
そこは小宇宙の先か、はたまたいつか聞いた怪談話を思い出した。

石段があるはずのない手で手招きをしているよう。
そっちの水はあまいのか?



※「ほうつ、ほうつ」の表現は北原白秋先生の「水路」より引用させて頂きました。

ミホシ
イラストレーター
岡山県生まれ、京都市在住。イラストレーターとして京都を拠点に活動中。
抒情的なイラストを中心に、紙媒体・モバイルコンテンツなどのイラスト制作に携わる。

第1回

 講談師
 旭堂南陽

第2回

 フォトグラファー
 東野翠れん

第3回

 同時通訳者
 関谷英里子

第4回

 働き方研究家
 西村佳哲

第5回

 編集者
 藤本智士

第6回

 日常編集家
 アサダワタル

第7回

 建築家ユニット
 studio velocity

第8回

 劇作家/小説家
 本谷有希子

第9回

 アーティスト
 林ナツミ

第10回

 プロデューサー
 山納洋

第11回

 インテリアデザイナー
 玉井恵里子

第12回

 ライティングデザイナー
 家元あき

カバーインタビュー: 聞き手・進行 牧尾晴喜

連載1: 野村雅夫 フィルム探偵捜査手帳

連載2: 河原尚子 「茶」が在る景色

連載3: 小林哲朗 モトクラ!ディスカバリー

連載4: ミホシ 空間と耽美

第1回

 建築家
 藤本壮介

第2回

 書容設計家
 羽良多平吉

第3回

 漫画家
 羽海野チカ

第4回

 小説家
 有川浩

第5回

 作庭家
 小川勝章

第6回

 宇宙飛行士
 山崎直子

第7回

 都市計画家
 佐藤滋

第8回

 作家
 小林エリカ

第9回

 歌手
 クレモンティーヌ

第10回

 建築史家
 橋爪紳也

第11回

 女優
 藤谷文子

第12回

 ラッパー
 ガクエムシー

カバーインタビュー: 聞き手・進行 牧尾晴喜

連載1: 野村雅夫 フィルム探偵の捜査手帳

連載2: 澤村斉美 12の季節のための短歌

連載3: 小林哲朗 モトクラ!ディスカバリー

第1回

 イラストレーター
 中村佑介

第2回

 書家
 華雪

第3回

 華道家
 笹岡隆甫

第4回

 小説家
 森見登美彦

第5回

 光の切り絵作家
 酒井敦美

第6回

 漫画家
 石川雅之

第7回

 ギタリスト
 押尾コータロー

第8回

 プロダクトデザイナー
 喜多俊之

第9回

 芸妓/シンガー
 真箏/MAKOTO

第10回

 写真家
 梅佳代

第11回

 歌人
 黒瀬珂瀾

第12回

 演出家
 ウォーリー木下
   

カバーインタビュー: 聞き手・進行 牧尾晴喜

連載1: きむいっきょん(金益見) ラブ!なこの世で街歩き

連載2:  野村雅夫式「映画構造計画書」

連載3: 【連載小説】 ハウスソムリエ 寒竹泉美