寝袋・ヒッチハイクで日本を旅してみた



山陰編

九州を一回りして、本州に入った。
ヒッチハイクも、すっかり慣れてきた。



山口では、瑠璃光寺と功山寺がお気に入り。
功山寺では、花頭窓や扇垂木とか、この時代特有のつくりを見ることができる。
カッコいいね。







萩、津和野を越えて、さらに東へ。石見銀山は、ひっそりとしてる感じが気に入った。

この頃には、すっかりヒッチ&寝袋が板についていたと思う。
スナフキンか雲のジュウザ並みに、自由を愛する生活。

で、寝袋では、野犬とかオヤジ狩りに襲われるとシャレになんないので、場所選びは大切。



何度か愛用したのが、身障者用トイレ。

もちろん、身障者が使う時間帯は邪魔になるからダメなので、夜間オンリーで使った。
大抵、車椅子が回転できるよう、2mx2mぐらいの寸法が確保されてる。
で、綺麗な場所が多いし、鍵、水、トイレ(当然だけど)、が完備されてる。
で、自動手洗いにはコンセントがあるから、それで携帯の充電とかもしてた。

すごく便利な場所だった。

一度、田舎のトイレで、走り屋(?)たちがやってきて、彼らがどっか行くまで、ずっと待ってたこととかあった。
トイレの中で息を殺しながら、ふと、「何やってんだろう」とか思ってた。



逆に、無人駅で近くのヤンキーと鉢合わせたこともある。
こん時はむっちゃビビッたけど、すごくいい奴らで、ドラゴンボールの話で盛り上がった。
太陽拳とか元気玉とか。
最後には、「頑張って!」と声援をもらった。





松江にある神魂神社は、見つけるのにちょっと手間取った。
でも、背丈以上に上げられた床は一見の価値あり、って感じ。




鳥取の三仏寺投入堂の後、いよいよ関西まで戻ってきた。
この辺まで来ると、「地元」なだけに、逆にヒッチはやりにくい。

「どっから来てるの?」
とかっていう話が、盛り上がらない。

この辺が潮時。
出石でそばを食べて、今回のツアーは終了。






建築を見ようと思って始めた旅だけど、途中からは、サバイバル術に知恵を絞ってた。

移動をヒッチにしたから、かなりたくさんの人たちと、出会っては別れて、を繰り返した。
自分の世界が少し広くなった気がするし、気に入った建物の近くで星を見ながら寝たりしたのも、忘れられない時間。

大変なこともあった気がするんだけど、過ぎたら、全部いい思い出。

さあて、次はどこに行こうか。



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