さらに、フリーペーパーっぽいもの

December 17, 2009

スタジオOJMM発刊の、「フリーペーパーっぽいもの」、冬号ができた。
冬色の1,000部がとどく。



『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などで有名な山田真哉は、同人誌をスタートさせた理由のひとつに「ネットから離れた『自由』」を挙げている。
それを読んだことだけが理由ではないのだけれど、せっかくの紙媒体なので、できるだけネットで書けないことを書いていこうと誓いをたてた。

設計・研究・翻訳関連の気楽なコラムを綴っているが、今回のテーマは

・建築を創る人: 東大阪・新石切で倉庫をカフェに改修する進行中プロジェクト。いまは基本設計段階で、来年5月開店予定。

・出版社連載: 1月からの新連載。イラストレーターの中村佑介氏にインタビューしたのだけれど、そのこぼれ話。

・建築を翻訳する: 安藤忠雄の最新プロジェクト本。彼とつながりがあるU2ボノとの話や翻訳担当箇所でのことば。



配布しているお店などは以下の通り。

配布しているお店(お気軽にお立ち寄りください)
R-cafe
ONE PLUS 1 gallery
カシュカシュ
books & cafe LOW http://cafe-low.sakura.ne.jp/
カフェ シャムア(食べログのサイト

その他に配布協力していただくところ
大阪ドーナッツクラブ(野村雅夫主宰)
学芸出版社
カフェ サボローゾ

建築ノオト2009の12月号

December 17, 2009

学芸出版社での連載は、今年で7年目だ。
当初はぼくもまだ院生で、翻訳勉強会の報告としてスタートした。
隔月刊、季刊、月刊、と色々と実験的にさせていただき、そしていまの並列コラムの形式にしてから4年。
今回が今年の最終号だ。



学芸出版社での連載、建築ノオト2009更新。

都市と建築に携わる全ての人にお届けする、ハイブリッド・コラム、11月号は

大阪ドーナッツクラブ代表、野村雅夫の「珈琲おかわり! ?三文役者?」
建築家、南野優子の「においのある生活」
豊田高専建築学科助教、加藤悠介の「「あと少し」からが結構長い」
カフェオーナー、浅海恵美子/白滝素子の「無常ということ」

12月12日

December 11, 2009

年末がちかづいてきた。

東大阪・新石切で倉庫をカフェに改修するプロジェクトが進行中。
いまは基本設計をすすめているところで、2010年5月オープン予定。
学芸出版社での連載、建築ノオト2009はあっという間に最終回。
入れ替わりに1月からの新連載の準備もすすめていて、近日公開予定。
小松菜のクルミ和え。
いつもとすこし目先をかえて、炒ったクルミを使って香ばしい風味に。
GAシリーズの翻訳本は大版なのでサンプルとしての持ち運びには向かないけれど、見栄えがいい。
コンセプトブックシリーズの翻訳は、次の案件のスケジュール確認。
建築学会の会誌、建築雑誌関連の翻訳をさせていただくことになった。
こちらも近いうちに正式公開。
CGコンペのプロトタイプは、四ツ橋・シャムア、大国町・カシュカシュ、と展示がすすんでいる。
つぎの展示場所も決まった。ありがたい。
DJ野村雅夫・ラジオ番組Funky Jams 802 Mondayのなかで、世界のアイドルを紹介する、マニアックなコーナーがある。
「マニアック」だとか言っておいてナンだけれど、先週取り上げられたメキシコのタリアのCDをぼくは持っている。
10年くらい前メキシコにいる時に、彼女のCDを土産に買ったのだ。
太陽のピラミッド、パラシューターたちの破れた服、平気で1時間遅れの待合せのあとのテキーラと陽気な踊り。
あの場所はどんなふうに変わっているだろう。
フリーペーパーっぽいもの冬号の入稿。
ケチャップ風味の酢豚をつくる。
夢野久作のドグラ・マグラ、森博嗣の猫の建築家、寒竹泉美の月野さんのギター、などよむ。
ドグラ・マグラだけは、さすがにカバーをした。
挑発的な表紙の角川文庫。
月野さんのギターは、ぼくがスーツでよむにはちょっと甘酸っぱいイラストかもしれないけれど、ぎりぎりセーフか。
作中、「俺たちは、とてもうまくやっている。でも、いったい何をうまくやっているのだろう?」と主人公はつぶやく。
その意味がみつかったり分かったりするのは、しばらく年月が経ってからなんだよ、と年末っぽくこちらもつぶやいてみる。
「月野さん」は、カバーやページ振りといった細かいデザインも凝っているので、本棚におさめるのも気分がいい。

年末がちかづいている。

年をかさねるための杖

December 10, 2009

コンペ入選でつくられたプロトタイプが、東京と大阪での展示会が終わり、ついにやってきた。

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「プロトタイプは展示用で実用ではない」と事前に聞いていたので、やわな感じかとおもいきや、むちゃくちゃガッシリしている。
これが持てるくらい元気なら、杖はいらないだろう。
杖というよりも凶器だな、とおもいつつ、こちらのデザインがよく再現されていることにおどろく。
ステンレスとアクリルを重ねた、ウエハース状の断面。



時の重さにまけることなく、この瞬間を楽しく過ごすための杖だ。

翻訳:安藤忠雄 最新プロジェクト

December 08, 2009

以前に翻訳で携わったものが出版された。

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TADAO ANDO - RECENT PROJECT | 安藤忠雄 最新プロジェクト
発行所: ADA(GAシリーズ)、2009年11月発行、3,990円

全部を翻訳したわけではないのだけれど、表紙にもなっている桜植樹の件など、面白い範囲を担当させていただいた。
世界のあちこちのプロジェクトにまじって、中之島や門真なんて大阪の地名がでてくるのは、やはりうれしいものだ。

大国町・カシュカシュのリンゴ

December 04, 2009

以前に「日本図学会 第3回デジタルモデリングコンテスト」で入選した「リンゴ」。
プロトタイプが、12月1日から12月18日まで、大国町のカシュカシュで展示されている。
彫金教室作品展に合わせて、特別展示していただいているのだ。

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大地にどしり。
ぶら下げタイプの装飾とは印象がガラリとかわる。
日ごろ見慣れない素材だけにおもしろい。



彫金教室の作品は、売り物ではこだわらないような細部への思いがみられたりして楽しい。
ついつい、ジャンルは違うのだけれどすごく「ためになる」という目でもみてしまう。
その一点物のデザインを。

カシュカシュは、彫金教室・カフェ・ギャラリー・雑貨などが詰まった楽しい空間。
フランス語「かくれんぼ」の名のとおり、ゆっくりとくつろぐことができる。



秋メニューにあった栗のミルクやメイプル紅茶なんかもしゃれてていいなあと思ったのだけれど猫舌のぼくは洋梨のソーダにしておいた。

カシュカシュさんのサイトへのリンク。

実りの秋から冬へ

November 30, 2009

ベランダで育てているサラダ用のタアサイ、ラディッシュなどを収穫。



猫の額いくつ分くらいかの零細農業。
ほそぼそと気楽にやるのも楽しいものだ。
そして、やはり新鮮な野菜はおいしい。

夏は蚊とたたかい(ぼくは刺されやすい)、不定期に虫とたたかってきたけれど、そろそろ今シーズン最後の収穫。

つぎの春にはフルーツでも蒔いてみようかな。

ケアを支えるデザイン展

November 27, 2009

コンペで入賞した杖。
そのプロトタイプが作られ、東京での展示会でスペースをいただいていた。
残念ながらタイミングが合わず、授賞式もろもろ出ることができなかったのだけれど、様子がテレビで放送された。
(NHK『おはよう日本』全国版11月21日)



会場の様子はこんな感じだったらしい。盛況。

しばらく観てると、アナウンサーが銀色の杖を手にとった。



そう、これがスタジオOJMMがデザインした杖だ。

うちにはテレビがないので急に録画を頼んだのだけれど、お願いしといてよかった。
デザインしたぼくたち自身はまだ実物を見てないんだけど、こうやって先にテレビで見るというのもおもしろいものだ。

つぎは大阪(住まいのミュージアム)で展示されるみたいなので、実物をみにいってみようかな。
日本の空間デザイン展2009 12月2日(水)?7日(月)

ジャパニーズ・ディナー

November 23, 2009

スウェーデンのインテリアデザイナー、オーレ・アンダソン氏との懇親会に参加してきた。
加美駅で降りたのははじめてだったけれど、住宅地のなかの風情ある屋敷。



和食だと、蓮根だとかごぼうだとか、英語で説明しづらいものがよくでてくる。
辞書に載ってる言葉では通じないことが大半だ。
相手も英語のネイティブではないし。
何か分かったうえで、「それなら食べてみたい」と思ってもらえるような説明はなかなかむずかしい。

そんなことを考えつつ苦闘した食事も終わり、ほっとひといき。

で、出てきたデザートは杏仁豆腐。

なぜに和食の最後に杏仁豆腐?と皆がつっこんだのだけれど、ぼくはつたえた。
「アーモンドやココナッツミルク風味のゼリーなんだ」
夫妻は満足げにうなづくと、おいしそうに食べていた。
まわりは「なぜ杏仁豆腐のレシピを知ってんの?」と聞いてきたけど。

料理してて、こういう場で役立つこともあるもんだな。
これからも料理と酒を楽しむことにしよう。いや、酒は関係ないか。

建築ノオト2009の11月号

November 19, 2009

デビッド・ボウイは好きですか?

そんなふうに初対面のひとに質問される機会は、人生でそれほど多くない。(むしろ全くないですよね?)
去年、打ち合わせのためにたまたま入った空堀のブックカフェ。
オーナーさんからの不思議な質問にとまどったのだけれど、アートや建築、はたまたズーランダーまで話は弾んだ。
(ズーランダーは、デビッド・ボウイが本人役で出演している、いわゆる愉快なおバカ映画だ。)

そんな出会いからオーナーさん2人にもコラム執筆していただくことになり、もうすぐ一年になる。



学芸出版社での連載、建築ノオト2009更新。

都市と建築に携わる全ての人にお届けする、ハイブリッド・コラム、11月号は

カフェオーナー、浅海恵美子/白滝素子の「二都物語り」
大阪ドーナッツクラブ代表、野村雅夫の「虚実ないまぜの京都 ?舞妓Haaan!!!?」
建築家、南野優子の「秋の夕暮れ」
豊田高専建築学科助教、加藤悠介の「ワンコミュニティの実践」

11月11日

November 10, 2009

坂茂の本。
銀座の建築がとくに気にいっているのだけれど、かれが昔からいう「マイノリティ層のための建築」が気になっている。
いまは総マイノリティの時代だ。
今年、はじめてのおでん。
高くなったとはいえ、まだまだ手頃な鰯はつみれになって鍋へダイブ。
ロータリークラブの関係でビル・ゲイツのスピーチ動画に字幕をつける。
字幕は、翻訳した後で「日本語→日本語」の作業がある。
いかに読みやすいように短くするか、文字数の勝負だ。
NHKのラジオ実戦ビジネス英語というのをつづけている。
“What happened?”
というセリフが出てきたのだけれど、それで「聖☆おにいさん」を連想したリスナーはぼくぐらいだろうか。
ジョニデっぽい角度、表情、英語。
京都駅ビルの映画祭で、シルヴァーノ・アゴスティ監督の「カーネーションの卵」を観る。
結局のところこの卵とは、生きていくうえで必要とまでは言わないけれど、人生に彩を添える何かではないだろうか。
「生きている」ということの定義にもよるけれど。
オスカー・ワイルドは「生きているということはまれだ。ほとんどの人間は存在している、それだけだ」と言っている。
このシルヴァーノ・アゴスティ監督の映画は大阪でも公開されるようなので、また観てみよう。
次年度の連載について学芸出版社と企画会議。
より大きな展開へ。
CGコンペで入選した制作物の展示スケジュールが年明けくらいまで決まる。
せっかく実物を作ってもらったものだから、多くのひとに見てもらえるのは嬉しいものだ。
誕生日前後には定期健診の人間ドック。
検査着で伊坂幸太郎の本ひとつをもって歩く。
看護師さんたちはなにか言いたそうな顔をしていた。

四ツ橋・シャムアのリンゴ

October 29, 2009

以前に「日本図学会 第3回デジタルモデリングコンテスト」で入選した「リンゴ」。
協賛企業にプロトタイプを作ってもらえたのだけれど、そのリンゴ・プロトタイプが、10月15日から11月5日まで、四ツ橋のシャムアで展示されている。

シャムアはカフェと雑貨の店。
お店ではよく、手づくりのデザートやドリンクによろこぶお客さんの声を聞く。

フランスで買いつけられた色とりどりの雑貨。
「リンゴ」も窓ぎわにぶらさがって揺れている。





可愛らしいハトの飾りをつけていただいた。



シャムアさんの場所などはコチラ
(食ベログのサイトにリンク。)

月夜と少年と中央線

October 28, 2009

絵描き、鈴木啓文さんの個展が開催されている。
「中央線」というタイトルで、そのままズバリ、中央線沿いの多くの風景スケッチだ。
描かれた街並みや行きかうひとびとに思いをめぐらせるのは楽しい。
見慣れた風景の向こうには、たしかに世界がつづいている。
(個展は10月31日(土)までです。)

ところで、この個展が開催されているのは、ギャラリー「月夜と少年」。
小川未明による同名の物語から、名づけられている。
オーナーのロマンチスト度が推測できるのだけれど、名前をきいただけで楽しみだった。
じっさいに行ってみると、こざっぱりした場所の中にこだわりがいろいろうかがえる。
ロマンチックな場所って、ぼくみたいなロマンチストにはピッタリじゃないか。


京都駅ビル「駅ビルシネマ」姉妹都市映画祭

October 23, 2009

今日(10/23)から来週の27日(火)まで、JR京都駅ビルで、映画祭が開催される。
京都・ボストン姉妹都市提携50周年記念ということらしい。

いろいろな国のものをやっているようなのだけれど、ぼくは、その中の参加企画「アゴスティとモリコーネ」を観にいく。
ここで公開される、シルヴァーノ・アゴスティ監督の3作品は、すべて日本初公開とのこと。
シルヴァーノ・アゴスティは、『1日3時間しか働かない国』といった大人のための寓話も書いている才人なのでたのしみだ。



そういえば、やはりイタリアの映画監督フェデリコ・フェリーニはいった。
「終わりというものはない。始まりというのもない。人生には無限の情熱があるだけだ。」

たまには、そんな情熱をおもいだすのもいいものだ。
映画は、そのために最適な方法のひとつだろう。

姉妹都市映画祭

続、秋のおやつ

October 21, 2009

ふたたびよい栗が手にはいったので、ふたたびおやつをつくる。
今回は渋皮をとってしまおうと決める。

皮をむいた栗のアクを抜き、色よくゆであげる。
水と砂糖を半々くらいにした蜜でのんびりと煮る。
わりと時間をかける行程なので、ゆっくりとミヒャエル・エンデなんかを読み、酒ものむ。

水分をとばし、仕上げにグラニュー糖をまぶす。

栗の甘納豆のできあがり。